最近、注目の 『珪藻土』
これは植物性プランクトン、いわゆる『藻』が堆積・化石化した土であり、小さな穴を多く持っています。 (小さな穴 = 小さな孔 = 細孔)
古くからは『七輪』の原料として知られており、その他にもビールのろ過材(酵母菌の除去)
としてもお馴染みですね。
少し専門的な話をします。
珪藻土は『シリカ』という物質が主成分です。
この『シリカ』は、地球の表面の60%を占めており、これを含んでいるものとしては『ファンデーション』・『塗料』・『コンクリート』・『昔ながらの土壁』・『タイヤ』・『陶器』 などなど・・正直、私達の生活には無くてはならない、身近で大切なものです。
さて、ここにきて『珪藻土』が俄然、注目されてきています。
『健康にいい』 ・ 『見た目がいい』 ・ 『お洒落』 ・ 『落着く』など色々と理由はあげられますが、大事なのはそれらの効果を引き出す、『調湿』という機能です。
『調湿』とは・・・湿気をコントロールするということ。
みなさんイメージ出来るのではないかと思いますが、
これらの役割を、珪藻土を塗った壁・天井が自動的にかつ、永久的におこなってくれます。
しかも電気はまったく必要としませんし、停電しようが関係ありません。
※珪藻土のお部屋は電気代も安くなるということにもなりますね。
本来の日本家屋は、この『調湿』をとり入れて古の伝統を守るため木と土で作られていました。現在の多くの住宅はどちらかというと、『快適』 ・ 『安全』 ・ 『健康』 よりも、 『便利』 ・ 『安価』ばかりを追求しているように思えます。
先人の知恵である『調湿』とういうものを忘れてしまい、結果、高寿命や高耐久とはいうものの、エアコン(電気)に頼るしかない、不経済で不健康、さらに短命な家屋が目立ってきているのではないでしょうか?
話は変わりますが、単に『珪藻土』と言ってもいろんな種類があるということも覚えておいて下さい。
それは
以上のことから、『珪藻土建材』は大きく2つに分かれます。
しかし、残念ながらこの2つを見極めるには、プロの建築家でも四苦八苦することでしょう。
選別手段としては、
などでしょうか。 ちょっと難しいかもしれませんね。
我が家では、『調湿建材』を選んだ結果、快適ということはもちろん、ビニールクロスだった頃と比べて光熱費を2割程ダウンさせることに成功しました。
熱帯夜だろうが、ちょっとやそっとではエアコンを必要としなくなり、気持ち的にも健康になった気がします。
まあ、どんなものにも一長一短ありますので、ご自身の求めるもの・生活スタイルなどを考慮し、それにあった家作りをし、材料の選択をしていくべきだと思います。
山本 太郎 さん プロフィール
【本名】:山本 太郎 【所在】:神奈川県横浜市 【出身】:兵庫県明石市 【血液型】:O型 【家族】:妻1人、娘2人 【経歴】:海のそばで汽笛を聞きながら育つ。 【想い】:
『調湿』によって、今の建築文化を良い方向へすすめることができるものと確信しています。 |